ここ数年、そして最近色々あったこと
※注意※
趣味の話ではなく、実生活の話です。
面白い要素はありません。
自分の備忘録、気持ちの整理として書くものです。
読む場合はご了承程お願いします。
【1】ここ数年のこと
昔はTLにずっと張り付いて呟いたり、ふぁぼったり…
Twitter上でできた友人とも呼べる人ともよく通話しながら遊んでいた。
ところがここ数年はIN率が減って、中には心配してくださっていた方もいたかもしれない。(自意識過剰か)
色々と理由はあるのだが、大きい理由は、仕事環境が変わったことと、パートナーができたことだ。
まず仕事環境だが、 一昨年の6月まで俺は実家の会社で働いていた。
新卒で入った東京のブラック企業を3年程務めた後、実家からの要請で戻ってきた形だった。
実家にいた頃はゲーム配信などもして、割とネット活動は活発にしていた。
しかしながら、実家に戻って1年と少したった頃、親は自分で呼び戻しておきながら、俺を再度ほかの職場に行けと言い出した。
俺の実家は技術職で、親は自分の力では俺を立派な職人にできないとかなんとか言って、また別の所で修行してこいとの事だった。
それを承諾して、自分で転職先を決めて、実家を離れた。
新しく入った会社は、東京で働いていた所よりはブラックでは無いが、規模が大きい会社だったため、実家よりも忙しく、回ってくる仕事量も、関わる人間の数も多かった。
どうにも自分は、関われる人間の量が一定数決まっているタイプみたいで、ネット活動に割けるリソースがなかったのだろう。
そしてパートナーの存在だ。
今も同棲しているこのパートナーは、一昨年に実家を離れる前から付き合っていた。
俺が実家を離れて県外に引越したとほぼ同時に、彼女も俺の引越し先に来て、一緒に住み始めた。
彼女はそこまで趣味が被っているという訳では無いが、Twitterをやってるタイプのオタクではあったので、共通言語は多かった。
趣味に対する温度感も似ていて、お互いの趣味を否定することもない、話しやすい関係だ。
そうなると、普段Twitterに呟いていたことを、パートナーに言う。
そうすると自分の中で、もう呟きたい欲が発散されてしまうのだ。
ゲーム配信にしても、パートナーは「人がプレイしてるのを見るのが好き」なので、俺がゲームして見せる。
こうしてると俺の中の「ゲーム見せたい欲」が発散されてしまった。
これもネット活動が少なくなった大きな理由だ。
【2】ここ最近のこと
そんな感じで2年ほどは、修行先で働きながらパートナーと同棲していた。
2年の間に、彼女を実家に連れて行って、挨拶したり、彼女の実家にも挨拶にいったりした。
俺の両親に挨拶に行った時は、両親側が「もうすぐ結婚して、帰ってきたら子供を作ったら」などと性急なことを言ってきて、困惑することもあったが…
仕事の方も、人手不足だから…という点もあるが、なんだかんだ同じ職種に着いて6年は経っていて、それなりの経験もあったので、新人やアルバイト、パートさんに教える側、仕事を組み立てる側になっていき、職場内の立場も上がっていった。
すると2023年の初めの頃、父親から「今年の7月に実家に帰ってきてまたこっちで働いて欲しい」と言われた。
戻ることについてはその時はそこまで嫌ではなかったし、7月まで時間もあったので承諾した。
だが、実家に戻るにあたってハッキリとさせないといけないことがあった。
ハッキリさせたい事は主に3つある
①パートナーは一緒に働けないこと
②子供は作らないこと
③俺達の関係に過度な干渉をしないこと
①パートナーは現場で一緒に働けないこと
実は、パートナーは精神疾患(鬱病など)を抱えており、外に出て働くということが難しい状態だ。
以前は外に出て仕事をしていたが、勤務中に心理的、精神的な負荷で倒れてしまった事が何度かある。
いわゆるドクターストップだ。
家の中でなら仕事ができるので、2年間は家事やwebライティングの仕事(販売サイトでおすすめ商品の記事を書いたり、動画の台本を作ったりなど)をフリーランスで受けていたりした。
俺の両親は家業を共働きして成り立たせており、俺の結婚相手も一緒に働くことを望んでいた。
しかし上記の理由で両親のその望みを叶えることは難しい。
②子供は作らないこと
また、パートナーは生理不順などの産婦人科系の症状も強く、妊娠、出産は少し難しい状態だ。
不妊治療などを行えば、出産自体は可能だろうが、上記の精神的な病も考えると、俺達、そして俺達に育てられる子供の発育にも悪影響が出る確率が高い。
俺自身の考え的にも、自分の人生において子供を育てるという場面はあまり必要ではないと考えていて、もし違うパートナーと付き合っていても、自分からパートナーに子供を作りたいと迫っていたとは考えづらい。
そもそも、自分自身が生きるのに精一杯で、子供を育てるという余裕が無い。理由は複数あるが、俺が幼い頃から劣等感に苛まれていて、人生をそこまで良いものだと思っていないというのも大きい。(今まで自分に良くしてくれた人達、友人には勿論感謝しているが)
わざわざ産ませて、こんな辛い事を味わわせるものでは無いという考えが俺の中にはある。
俺が心情的に子供を作りたくないと同じ様に、彼女も子供は作りたくないと思っている。
彼女は俺と付き合う前、放課後児童支援員(学童の先生的なこと)を仕事にしていた。
そこではざっと100人を超える子供たちを看ていたのだが、その仕事の中で問題行動を取る子供というのは必ず出た。例えばすぐ喧嘩するだとか、暴力だとか…
学校と同じように、学童内で起きた問題行動は親御さんたちに説明しなければならない。
その時に親御さん達に対面したり、対面する前に事前に情報を仕入れたりすると、やはりと言うべきか…家庭内に何かしらの要因があったりするケースが多かったそうだ。
そういった場面を散々見てきた事もあり、子供を育てるという事の難しさから、自分にはとても子供を育てられないと思っているらしい。
俺の親は普通に子供(親からすれば孫)が欲しいという考える人達なので、俺たちは子供を作らないと、実家に帰る前にハッキリ言っていかなければならなかった。
③二人の関係に過度な干渉をしないこと
上記の2つを了承する事に加えて、家に突然訪問しないこと、俺の仕事に過度に口出ししないことだ。
まず家に突然訪問しないこと。
こんなこと当たり前だと思われるだろうが、俺の親にはそう思わせない前科が3回ある。
1回目は俺が東京のブラック企業で働いていた頃、俺に事前に言わないで、俺の家に来たことがある。
平日だったので、俺は当然仕事で不在。大家さんに挨拶に行ったと言うが、事前告知無しで来られるのは、俺としてはあまり良い気分ではなかった。
2回目も東京のブラック企業で働いていた頃。
これも事前告知無しで俺が働いている所に突然来たのだ。
だいぶ上の方で俺の職業は技術職と話したが、工場に篭って製造だけする仕事ではなく、販売も同じ店舗内でやる仕事だ。普通のサラリーマンとかよりかは職場に来ること自体はおかしいことでは無い。
しかしながら、同じ職種で働いている両親だったら、急な来客の対応が仕事に支障をきたす事ぐらいはわかってほしかった。
事実、俺の両親はお土産だとか言って、大量に商品を買っていった。
売上には繋がったが…その対応で仕事は停滞した。
その時の俺の気まずさったらなかった。
ブラック企業なので、当然上司はとても厳しい。帰ったあと何言われるんだろう…と心の中は戦々恐々だった。(普通に従業員の身内をボロクソに言う上司だったので)
3回目はパートナー同棲を始めた頃だ。
パートナーを連れて、自分の両親に挨拶に行った時に明かされたのだが、この時も事前告知なしで俺の勤めていた店に行ったらしい。
その日俺はたまたま休みだったので店で会うことはなかったが、その時に俺の家の前を通って軽く見て行ったらしい。
以上の事を踏まえると、両親と同じ会社内で働き、通勤のために近くに住むのはキツい。いつ俺達の家に来るか、そんな風に怯えて暮らすのは嫌だった。
俺の一人暮らしならまだしも(当然嫌だけど)、2人暮らしのプライベートな空間に訪問されたら…相当なストレスだし、ある意味で恐怖だ。
そして、俺の仕事に過度に口出ししないこと。
俺は立場上社長の息子になるので、行く行くは会社の実権継ぐ。
実家に戻って働く時も自分としてはそれなりの経験を積んだので、実家の会社の問題点も見えてきていた。
そこを改善していく時に、親から口出しされては、仕事が歪になる。
俺の父親はかなり強権的な人間で、幼い頃から俺は恐怖で従わされていた。
父親本人にその気は無いかもしれないが、俺はそう感じてきた。
従業員に対してもそれは同じで、しょっちゅう声を荒げていたのを見ていた。
そんな人物に影響を受けながら経営をしていては健全な会社とは言えない。
だから俺が実家に今度戻った際には、仕事の面でも、過度に干渉してこないで欲しかった。
以上がハッキリさせたいことと、その理由だ。
これらの事を俺の両親に伝えなければならないのだが…口頭で伝えるのは自信がなかった。
なぜなら、俺は上記でも語ったように、幼い頃から父親に恐怖していた。
怒られる対象が俺であっても、俺じゃなかったとしても、人や物に当り散らす様は恐怖でしかなった(家の壁に穴空いてたりとかね)。
そのうちに俺はなるべく怒られないように行動し、父親の顔色を伺いながら生活していた。
父親の顔を直接見て正面から話そうとすると、たとえ日常会話の怒ってない時でも、緊張して声が震えて、顔が熱くなり、時には自然と涙が出るような感覚もあった。
それだけ刷り込まれた恐怖というのは大きい。
2年間、自己を肯定してくれるパートナーと同棲したり、職場で半ば管理職のような仕事をやっていたなどの経験から、昔よりは自分に自信が持てて、多少は父親への恐怖は軽減したと言っても、①②③の様な、今後の人生において重要な事を対面で話すのは難しい…
出来たとしても正確に伝えられるとは思えないと思った。
そのため、パートナーの提案もあり、これらを文章にして送ろうということになった。
上記の①②③のものに加えて「これらを了承し、守れなければ、俺たちが店を継がずに出ていくか、両親が出ていく」という条件をつけた文章を書いて、郵送した。
「了承した場合はサインをして返送するように」とも書き添えて。
送ってから数日が経ち、その間俺とパートナーは返信を待っていた。
すんなりとサインされて戻ってくるとは思っていなかったが、到着したであろう日を超えても、届いたというメッセージすら来なかったのだ。
1週間近くたってもなんの音沙汰も無かったので、嫌々ながらもこちらから連絡をとった。
対面ではなく、電話でならまだ話せる(本来は避けたかったが)と思ったので、LINEでアポイントを事前に取り、夜に電話した。
そこで両親が話した内容は主に
・あんな文章が来てびっくりした
・干渉を避けなければならないと思って返信ができなかった
・子供を作らないなら、籍を入れるのはもう少し待って、とりあえず実家に帰ってきて欲しい
・子どもはその内治療が上手くいって産めるようになるかもしれない(俺達の心情の部分はイマイチ理解してない)
・経営を任せるという内容には了承する
・この文章にサインして送り返すことは出来ない
・代わりに近日中に回答書を送る
・とにかく帰ってきて親に楽させて欲しい
という感じだった。
聞いていて思ったのは、文章を斜め読みしかしていないなということと、上手く体裁を保っているつもりだろうが、こっちに対する嫌悪感があるのだろうなということだった。
両親曰く、びっくりしてまともに読めなかった、具合が悪くて読めなかった等々言っていたが…
「干渉して欲しくない」という文章には「実家の会社に戻ってから」と書き添えしたし、子供を産めないのではなく、産まないという選択をしているというのをわかっていなかった。
両親が言ってきた、籍を入れるのを急がなくてもいいんじゃない?という言葉は、子供を作れない、精神疾患のあるパートナーを拒んでいる様にしか聞こえなかった(後述するが、この時両親は本当にパートナーのことを受け入れたくなかったようだ)。
前に、パートナーを連れて俺の両親に挨拶に行った時は「すぐ結婚して、子供を作ったら」と言っていたのに、だ。
この意見の変わりぶりは、言葉に裏があると思わせるのに十分な違和感だった。
また、電話で約束していた返答書も来なかった。(未だに貰っていない)
最低限、返答書を貰わないと引っ越すつもりもなかった。
ここで妥協してしまえばまた言いなりになる…と思っていた。
しかしながら当時の勤め先には7月末に辞めると事前に伝えていたので、退職せざるを得なかった。
結局、文章にサインも返答書も貰えないまま退職の日は来てしまった。
忙しくて返答書を作成してる時間がなかった…と両親は言っていた。
通話で話し合った結果、妥協点として
・子供を作らないのは認める、結婚のタイミングもそちらで決めていい
・俺達の家に来ることは無い
・経営には口出ししない
ことを約束した。
そしてパートナーと2人暮しする新居を決め、契約し、引越しをして…と8月の末に地元に戻ってきた。
【3】 実家に帰ってきて
8月の末に戻ってきた俺は、実家の会社で働いた。
経営を任せてもらうと言っても、引き継ぎ等があるので、しばらくは両親も一緒に働く。
正直うっとうしいが、少しの辛抱…と思っていた。
パートナーも現場に出ることはできないが、フリーランスの仕事での経験を活かし、SNS運用やそれらに掲載するための商品の写真撮影/加工/編集、店内に掲示する用のチラシの作成、Web予約のオペレーション、バイトの募集など会社に貢献してくれていた。
SNSもWeb予約も以前からやってはいたのだが、母親がやっつけ仕事でやっていたので、整備されていなかった。
それを整備し直して、お客様、従業員双方に見やすく、分かりやすくしてくれた。
9月頭から始めたパートナーのネット上での販促活動が、売上アップや集客に繋がってきていた。
綺麗に写真撮影し、SNSにあげてくれるので、俺の商品を作るモチベーションアップにもなった。
しかしながら、両親、特に父親はそれを仕事とは認めなかった。
パートナーを社員登用せず、報酬も支払ってくれない。
俺に労働力として帰ってきて欲しかったから、通話時には俺とパートナーのことを認めたフリをしていたが、行動には移してくれなかった。
このまま地道に続けていき、SNSやWeb予約がお客様にも浸透していって、売上が上がれば認める…という望みを持って、パートナーは日々仕事をしてくれていた。
パートナーは、賃金が欲しいのは勿論だが、それ以上に「社員登用」という形の信用が欲しかったのだが…それはこの1ヶ月と少し、叶っていない状況だ。
そんなある日、ついこの間の事だ。
俺と両親が職場で大喧嘩した。
理由は父親が従業員の小さなミスで怒鳴り散らしていたからだった。
まだ早朝だったこともあり、その場には俺と両親しか出勤していなかった。だからその従業員が直接怒られていた訳では無いのだが、その怒りがあまりに正当性がなく(※注1)、うるさいので俺が父親に反論したのだ。
2年前の自分とか、いつもの自分だったら、我慢してスルーできていたのかもしれないが、その日は朝から父親はなんだか1人でバタバタしており、また別の従業員の陰口を言ったりと、俺の心境も穏やかではなかった。
そんな時に、大声で騒ぎ出して、俺も噴火してしまった。
父親は、実家の会社でしか働いたことの無い、会社の2代目経営者だ。
そのため、従業員側の気持ちがわからない…とは本人も以前言っていた。
だからこそ、別視点で物を見れるようにと、俺に外の会社で働かせ、修行させてきたのだ。
俺は、東京の店でも、この間まで働いていた会社でも、上からの無理なノルマや、納得しがたい指導を受けてきた。
【2】の冒頭でも記述したが、2年間勤めた会社では、新人アルバイト、パートの方たちの指導や仕事の割り振りなどもしていた。
勿論、俺は完璧な人間では無いので、指導も完璧ではなかったとは思うが、やってきたなりの自負がある。
だからこそ、今回の父親の、従業員の事情を考えていない怒りには反論してしまった。
そうして起こった喧嘩。本来は、従業員への指導の仕方が主軸になって議論すべきだったのに、話はあらぬ方向へ行ってしまった。
俺が反論した後、父は「そんな事言われるんだったらもう引退するわ!」だとか「こっちだってストレス溜まるんだ!そんなこと言うんだったらもう出ていけ!」と言い出し、怒りの矛先が俺に向かったのだ。
こうなると父は止まらない。
もはや最初の論点はどっかに行ってしまって、抱えていた俺のパートナーへの怒りをぶちまけてきた。
「子供も産めない女連れてきやがって」
「家で仕事してるなんて腹が立つ、忙しい時は店頭にたって接客ぐらいしろ」
「精神疾患も演技なんだろ、そうやって給付金貰うような奴なんだろ」
「あんな脅迫みたいな文章送ってきやがって」
「あんな女と結婚したら会社の金がむしり取られるぞ」
等等…これだけでもすごいが、ここには載せられないようなことも言ってきた。
SNS活動やWeb予約の活発化が売上向上に繋がっていたのに、それは完全に無視だ。
俺に対しても
「お前はあの女の言いなりなんだろ」
「お前はあの女に洗脳されているんだ、優しいから付け込まれたんだ」
「今の彼女がもしもっと自慢できるような彼女だったら、もっといい女、かわいい彼女だったら 、お前も子供が欲しくなるはずだ」
「同業種の女と結婚して、店を盛り上げてくれるのが理想だったのに」
「恋愛経験が少ないからあんな女に捕まるんだ」
「お前が幸せになるために言っている」
「お前も抗鬱剤飲む(※注2)のをやめろ、鬱は感染するって言ってたぞ」
等と、俺の考え、人生を踏みにじるような事を言ってきた。
そして
「もっと自分に自信を持て、お前だったらもっといい女を捕まえられる」
この言葉に俺は、元々の論点を外れて突っかかってしまった。
自己肯定感が低いのは誰のせいだと思っているんだ…?と。
そこからはもう、俺のお気持ち表明が始まってしまった。
「俺の自己肯定感が低いのは今の彼女と付き合ってから始まったことじゃない」と俺が言うと
両親は「東京のブラック企業で酷い扱いされたからか!?」と言ってきた。
もう全然分かっていない。
俺はさらに反論して「俺が小さい頃からだよ。家庭内でやれあの従業員がバカだとか、働きが悪いとか言ったり、県外で仕事していたお兄ちゃんが激務で心身共にボロボロになって辞職して、実家に戻ってきた時に「穀潰し」とか言ってさらに追い詰めたりして、俺も陰で何言われているか分かったものじゃないと思っていた」と。
続けて「俺は大したことしていないのに、怒られていない。お兄ちゃん達はもっと怒られていたのに(※注3)。俺は会社の跡継ぎだから、不当に良い評価を親はしているんだと感じていた」
「1番上のお兄ちゃんと、両親のどっちかがリビングで話しているのを寝室でたまたま聞いてしまったこともあったよ。まだ俺が小さくて、稼いでいかないといけないのがしんどいって親が言っていたのを。それに対してお兄ちゃんは貴方たちが産んだのだから、頑張らないといけないでしょって言っていたのも。それを聞いて『ああ、俺はこの家にとって重荷なんだ』って思ったんだ。それからずっと、俺は生まれてこなきゃ良かったのかって考えていた。」
そんなことを俺は言った。
そうすると両親は必死に否定してきた。
「お前は本当に手がかからず良い子だった」
「イタズラもしたことがあったけど、かわいいものだった」
「みんなから可愛がられて育てられた」
「感謝してるから、強く言ってこなかった」
などと。
今更そんな言葉重ねられても、全く響かなかった。
「それは今俺が労働力として貴重だからでしょ?」
「将来会社を継いでくれるから、他の兄弟より甘くしたんでしょ?」と反論したら、
「それは違う」「本当にお前はいい子だったからだ」
「お前は誤解している」とか言ってきた。
誤解している?可愛がって育ていたつもりだった?
だったら小さい子供の前で、他の人や、兄弟の悪口を言っていいのか?
他人への悪口と自分への悪口を完全に切り分けられるほど、俺は精巧な脳をしていない。
そう俺が言っても、親たちは理解しない。
俺の自己肯定感の低さが、自分たち親にあると認めもしない。
そもそも、俺への愛情がどうであろうが、すぐ怒り散らす父親が人間として尊敬できるものでは無い。
そんな感じで話は平行線になり、結局父は
「あの女とどうしても一緒にいたいなら会社から出ていけ」と言うので、その日の最低限の仕事はして、俺はそのまま家に帰った。
ボロボロになった俺の自己肯定感を、2年以上かけて引き上げてくれたのは他でもない今のパートナーなのだ。
パートナーと生活する前の俺だったら、父親と喧嘩する状況になったら、喋っているうちに、涙で顔がぐしゃぐしゃになって過呼吸になっていただろう。
そうではなく、自分に抱えていたものを喋れたのだ。
論点がズレてしまって、お気持ち表明になってしまったのは悪手だったが、今回の件で噴出しなくても、どこかしらで俺と父親の対立は生まれていたと思う。
仮に、俺がここで父の言う通り今のパートナーを捨てて、後に別のパートナーを見つけても、絶対に後悔する。
取り返しのつかない心の傷を負うだろう。
そこまで考えて、親は発言していない…
そんなこんなで、俺は今転職を考えている。
母親は何とか仲を取り持って、俺を会社に戻したがっている。
父親は意地になって俺に何も連絡をとってこない。
パートナーにも洗いざらい話したが、俺の転職に賛成している。
そもそもパートナーは、俺と実家に戻る以前に、俺が父親にトラウマや恐怖を抱えていることを話したら、「実家に戻らない方がいいんじゃない?」と言っていた。
俺が「実家に戻った方が、他の職場で雇われているより自分のやりたい事や作りたいものを実現できるから」と説得して一緒に来てもらったのだ。
パートナーが俺の事を洗脳して会社の金をむしり取る気があるなんてちゃんちゃらおかしい。
母親の仲介で、近日中に俺とパートナーと父親の3人で話し合いがあるかもしれないが、とりあえず現状はこんな感じだ。
ここまで読んでくださった方はありがとうございました。
続報があったら、またブログかXに投稿するかも知れません。 それでは、また。
2023.10/19(木)
※注1 :怒りに正当性がないと思った理由
・ミスをした従業員はまだ入社して2週間も経っていない新人である
・しかも日本語がカタコトの、外国人の技能実習生である
・そもそもそのミスは大したミスではなく、しかも会社内で父親しかミスだと思っていない
・普段、父はその仕事には関わっていないから、その仕事の要領をわかっている訳では無い
・父は、常識的に考えればわかるというが、仕事自体が特殊な仕事なので、新人にその常識がわかる訳が無い
・父親曰く「俺がこういう風にやれと教えたのにそれが実践できていない」というが、新人の、しかも日本語が母国語ではない外国人が一発で理解出来ると思っている方がおかしい
※注2 :東京のブラック企業に勤めていた頃から、寝ようとするとネガティブなことばかり考えてしまい中々寝付けない、説教されていると胃の辺りが痛くて熱くなる、部屋を片付ける気力もなくゴミ屋敷になる、休日は無気力…などの鬱的な症状は出ていたが、治療はしていなかった。
一度症状は落ち着いていたが、今年の7月末まで働いていた会社で働き始めた頃から再発。
パートナーの存在で緩和されたのか、以前ほど症状は多くなかったが、胃痛の症状が酷く、痛みで夜中起きてしまう程だった。
パートナーが精神科に通っていたこともあり、勧められて自分も1年半くらい前から治療のために精神科に通いだした。
軽めの抗鬱剤を就寝前に1錠飲んでいて、それ以降ストレス性の胃痛による睡眠障害は無く、安定して眠れている。
※注3 :1番上に10歳ほど離れている兄、2番目に6歳ほど離れている姉がいる。
自分は3人兄弟の末っ子である。
歳が離れている兄弟ゆえ、兄姉が怒られているのを横で見ていた。
兄姉が大学進学などで実家を離れた後に、兄姉へ愚痴悪口陰口を両親が言っていたのを直接聞いていた。
それらが影響して、自分でも気づかない内に自分の意見を飲み込んで、なるべく親に怒られないよう行動する「手がかからない良い子」として出来上がったのが俺だ。
【遊戯王】焔聖騎士で大会に出てみて 2020/10/12
10/12 約9ヶ月ぶりに大会にでました。9ヶ月前の大会の様子はこちら↓
大会の形式は前回と同じく公式のランキングデュエルでスイスドローの2本先取のスタンダードなものです。
前回はサンダー・ドラゴンで挑んだのですが迷った末にこの9ヶ月間で誕生した焔聖騎士で挑みました。
結果から言うと……6戦全敗でした
内2戦は明らかなプレミで負けたので特に悔しかったです。
その詳細等を書いていきたいと思います。
デッキレシピ
今回使ったデッキはこんな感じです。
まず目につくのはメインデッキ51枚という所だと思います。
これには根拠があって焔聖騎士の良いところはイゾルデの効果さえ通れば展開できる点で、それには戦士族を2体並べれば良いだけなので初手が非常に安定しやすいのです。
なのでコンボパーツ以外の手札誘発や汎用カードを多く入れてデッキ枚数を増やしても大丈夫なのです。
しかも地竜星ヘイカンやオライオンはなるべく初手に引きたくないのでデッキ枚数を増やすことによって来る可能性を下げられるので一石二鳥なのです。
今回大会に出てその考えは砕かれました。
その理由と今後どうするかは後述します。
続いて目につくには地竜星ヘイカンとエクストラデッキのボウテンコウとBF達だと思います
このデッキのギミックとして連続シンクロを繋げることによってヘイカンをS素材にしたBFーフルアーマードウィングという効果を受けず戦闘破壊もされない3000打点というバケモノを出せる動きを仕組んであります。
これは自分が思いついたものではなくあるnoteの焔聖騎士考察の記事を読んで丸パクリさせていただいたものになります。
直接URLを貼っていいものか判断がつかないので元記事を見てみたい方は「焔聖騎士 note 環境」とかで検索すれば1番上に出てくると思います。
その記事では焔聖騎士のデッキパーツ解説や基本的な展開の仕方など解説してくださってるので非常に参考になります。
この参考にさせていただいた記事と重複する部分は今回は割愛するので是非読んでください。
この展開パターンは参考にさせて頂いた記事の展開ルートに少しカードを足してより強固にしたものになります。足したと言ってもイゾルデを出せる手札にリナルド、デュランダル、聖杯、オリヴィエのいずれかが加われば良いので成功率はそれなりに高いです。
次にサイドデッキの解説です。
壊獣はミドラーシュやドライトロンなど制圧モンスター対策として採用してます。安定ですね。
DDクロウ、異次元グラウンドは共に墓地発動効果や墓地リソースを削るために入れています。
大会に出そうなデッキでもシャドールドラグマ、召喚獣、転生、ドライトロン、ブランドロール、エルドリッチなど墓地を活用するデッキは多いので活躍する場面は多いと思います。
ヌトスは完全にドラグマ意識してますね。結局今回は戦わなかったですが。
コズミックサイクロン、レッドリブートは主にオルターガイスト対策ですね。
コズミックである理由として最近は墓地に行っても美味しい効果が使えるカードが沢山あるのでそれを嫌って除外してくれるコズミックは心強いと感じるためです。
レッドリブートのでデメリットも焔聖騎士はワンキル展開力があるのでそのターンで倒し切れば問題ないです。
次元障壁もシャドールや召喚獣メタですね。
デッキの詳細としてはこんな感じです。
では次はこのデッキを使って戦った試合について特に印象に残ったプレイングなどを抜き出して書いていきます。
試合内容
1マッチ目 対戦デッキ:転生軸コードトーカー
2戦連続負け
1戦目は後攻でスタート、ヴェーラーや屋敷わらしで相手の展開を止めて自分のターンに、しかし手札がデュランダル、オリヴィエ、貪欲な壺、盗人の煙玉で展開に使える札2枚が微妙だったのですがオリヴィエ通常、デュランダル効果発動でリナルドサーチ、リナルドチューナーとして特殊、2体でなんとかイゾルデをだしてゴッドフェニックスをサーチする所までは行きました。
しかしこの後のイゾルデの②効果で墓地に落としリナルド特殊で回収する装備魔法を何故かジョワユーズを選んでしまい展開が止まってしまいました。
ここでリビングフォッシルを選んでいればヴェーラーを蘇生してイゾルデとリンクしてハリファイバーに繋げてまだ展開できたのですが……完全に選択ミスでした。
そのままターンエンド、返しの相手のターンで展開されまくりトランスコードトーカーと攻撃力上昇したアクセスコードトーカーにワンキルされ敗北。
2戦目は先攻で手札も良かったのですが展開しきった所に二ビルを食らってターンエンド、返しに1戦目と同じようにワンキルされマッチ終了。
とにかく1戦目のプレミが痛かったです……
2マッチ目 対戦デッキ:召喚獣
1戦目は双方が手札事故を起こしまくり相手の方が早く動ける手札を用意できてそのまま一気にライフを持っていかれました。
2戦目は自分は先攻でそれなりに動ける初手だったのですが相手のサイフレームギアγによって展開を阻止されサイドチェンジで入れていた異次元グラウンドを伏せターンエンドエンド。
相手は羽根帚をつかって僕の異次元グラウンドを割ってきたのでチェーンしてこれを発動。
狙い通り相手の動きを少し阻害することはできたのですがそれでも召還魔術で展開し、さらに除外されたモンスターをデッキに戻しネメシスコリドーを出して超雷龍サンダードラゴンまで出してきて驚きました。
次の自分ターンに超雷龍は倒すものの既に相手に試合のペースは握られてしまっていて2戦目も敗北してしまいました。
相手が事故ってる間に攻め切れれば…といった対戦でした。
3マッチ目 対戦デッキ:ドライトロン
1戦目先行を取り手札も良好、相手の妨害もなく完全耐性のフルアーマードウィングと打点4050のカウンター3つ乗ったヴァレルロードSドラゴンといった強い布陣を敷けたのですが……
コンボが決まった興奮からかエンドフェイズ時に焔聖騎士導ローランの効果を発動し忘れ、せっかく後続の手を加えられたはずなのに逃してしまいました。
そしてもうひとつのミスがヴァレルロードSを空いたエクストラモンスターゾーンの下に置いてしまったことです。
エクストラモンスターゾーンの下に置くと何が悪いか…それはサクリファイスアニマの存在です。
こいつによって1回無効効果を使ったヴァレルロードSはあっけなく吸収されてしまいました。
しかしまだ俺のフィールドには完全耐性のフルアーマードウィングがいるので焦りはしませんでした。
しかしここで相手カオスMAXとメテオニスDRAを出してきたのです。
3000打点を4000打点で殴ってくるという圧倒的暴力。
カオスMAXの存在により守備表示も許されない。
メテオニスDRAはエクスパラディンを召喚しチューンナイトを出した所で起動効果の墓地送り効果を使って妨害行動を消費させたのでゴッドフェニックスギアフリードの対象を取らない装備吸収効果で処理できたのですが、そのゴッドフェニックスギアフリードも返しのターンでカオスMAXに戦闘破壊されてしまいます。
ここも後で思い返せば焔聖騎士導ローランをダメステで装備させれば相打ちにできたのでそのままフルアーマードで押し切れた可能性が高いです。
また、初ターンのエンド時のローランの効果を忘れていなければさらに次の手を用意して勝ちに繋げられたと思います。
その後毎ターンフルアーマードをカオスMAXで殴られジリジリとライフが減っていきドローするカードも弱くカオスMAXに敗北してしまいました。
完全耐性のフルアーマードウィングを出しておきながら本当に情けない負け方です。
2戦目も先攻で効果破壊+対象耐性のシャルルと打点4050のヴァレルロードSとまずまずの布陣を敷けたのですが、なんと相手はこの2体をリリースしラヴァゴーレムを俺の場に出してきました。
これにより妨害プランは崩壊。
その後はよく覚えてませんが相手の場のトークンとラヴァゴーレムのコントロールを転晶のコーデミネラルによって入れ替えられ、カオスMAXにトークンを粉砕され8000ダメージを受けてワンキルでした。
この敗北で壊獣やラヴァゴ対策に本気で生贄封じの仮面をサイドに入れるか検討しました。
この対戦をもって大会は終了、結果は上にも書いた通り全敗でした。
優勝は俺と一戦目に戦った転生軸コードトーカーの方で、奇しくも前回参加した大会と同じく1戦目の相手が優勝者になりました笑
では次の項では対戦を通して思った改善すべき点を書いていきます。
改善すべき点
まずはそんなふうに考えていた時期が俺にもありました と上記したようにデッキ枚数の問題です。
試合内容を読んだ方お判りかもしれませんが手札事故と後続の確保ができてない事が多いです。
初手でイゾルデを立てても妨害されたりするともう手札には手札誘発などばかり、ドローするカードも展開用の札ではないことが多くジリ貧になっていきます。
汎用カードの割合を減らし展開用の札をひきこめる様にすればそれは起こりにくくなります。
……デッキ構成の基本中の基本ですね。初手が安定するからと言ってコンボデッキはやはりそこは抑えておかないとダメみたいです。
ヘイカンやオライオンを引いてしまった場合はもう割り切るしかないと思います。
ヘイカンを引いてしまってイゾルデ出してオライオンがデッキに一枚あればシャルル+ヴァレルロードSの動きはできるので…
次にプレミの改善です
これはもうそのまんまです。上記のミス以外で増Gの発動も忘れることあったりして…もっと落ち着いて遊戯王やれって感じです。
最期にサイドデッキ
ヴァレルロードSやフルアーマードウィングは強力な制圧効果を持ってるがゆえに壊獣やラヴァゴの標的になりやすく、サイドから相手が入れてくることは目に見えているので生贄封じの仮面はマジでアリな気がします。
儀式、リリーステーマであるドライトロンも行動不能になるのでその点も良いです。
以上今回の大会レポートはこんな感じですかね。
甘い考えを叩き直された気分です。
次大会に参加する時も焔聖騎士で出ようと思います。
通算三勝ぐらいしたらサンダードラゴンもまた使おうかなと思います。
それではここまで読んでくださりありがとうございました。
今まで自分が作った遊戯王のデッキを振り返ってみる
Twitterを眺めていると遊戯王OCG公式の下のツイートが目に入りました
【みんなにお願い✨】今回はみんなが大好きな😍またはデュエルでよく使用した遊戯王OCG悪魔族のモンスターカードを右記のハッシュタグで教えてください❗️その理由も教えてほしいぞ👉(#私がもっとも好きな・またはデュエルでよく使用した遊戯王OCG悪魔族のモンスターカードはこちらさー) pic.twitter.com/oHYOZrwGzK
— 【公式】遊戯王OCG (@YuGiOh_OCG_INFO) 2020年2月1日
このハッシュタグを使ってツイートしたいなと考えたのですが意外と今まで組んだデッキを思い返してみても悪魔族のモンスターで愛用していたカードってないなと思ったのです。
もちろんクリッターやクリバンデットなど汎用性の高いモンスターを使ったことは無くはないのですが愛用してたかと言うとちょっと違うなと。
そこでわたしは自分が今まで組んできたデッキって果たしてどんなものだったのか、今持っているデッキは除外して私が一時期遊戯王を引退していたより前のデッキまでを覚えているうちにまとめてみたいなと思い至ったのです。
寄せ集めデッキ
私が遊戯王を始めたのは友達に誘われたのがきっかけで、はっきりとは覚えていないですが小学校4年生から5年生の間くらいだったと思います。
最初のデッキは友達の余ったカードと歳の離れた兄が昔使ってて家に残ってたカードとで合わせて作った記憶があります。
ベタにブラック・マジシャンとかデーモンの召喚とかが入っていて、殴り合う実に小学生らしいデッキでした。
余り物のカードで作ったデッキだったのでやはり勝率は芳しくなかったのですが、互いにギリギリのライフポイントという所でマイン・ゴーレムを引いて伏せて相手がこいつを戦闘破壊すれば勝てる!とめちゃくちゃドキドキしたのを覚えています。
もらったE・HEROデッキ
その後あまりに弱い自分を哀れんでくれたのかそのデッキに飽きてたのかプレイヤー人口を減らしたくなかったのか解りませんが友達がE・HEROのデッキをくれたのです。
まだエアーマン居なくて洗練されたデッキではなかったですがそれでも1個目のデッキよりは遥かに動かしやすかったです。
クレイマンで時間稼ぎしつつ、融合してサンダー・ジャイアントを出すのが良いパターンでした。
除去魔法なんて地割れくらいしか持っていなかった私にとっては除去も戦闘もこなしてくれる切り札でした。
炎属性デッキ
その後、やはり自分自身でデッキをもう一度組んでみたくなり、当時リサイクルショップでよく買っていた100枚入500円とかのいわゆるオリパで何故か多く引いていた炎属性モンスターを中心としたデッキを組みました。
とはいってもヴォルカニックの様な確立されたテーマではなく原始的なもので、プロミネンスドラゴンやバック・ファイアでバーンダメージを与えたり、リトル・キメラで強化したバーニングソルジャー、ファイアー・ウイング・ペガサスやビッグバンドラゴンで殴るデッキでした。
シナジーも何も薄いものであまり強くはなかったですが…好きなデッキではありました。
城之内くんデッキ
炎属性デッキを組んだとほぼ同じ時期にアニマックスで遊戯王DMが放送され始めて、城之内くんに憧れを抱いた私は城之内くんの使ったカードを寄せ集めたいわばファンデッキを組みました。
スケープゴートは壁として優秀で、マジックアーム・シールドは時に相手の意表を突いて逆転のカードになる時もありました。
サイコ・ショッカーやパンサーウォリアーも簡単に出せる高打点モンスターとして活躍してくれました。
真紅眼の黒竜やインセクト女王は重くて出しづらくあまり活躍できませんでしたね。
あまのじゃくの呪い
小学生6年生になるとPSPでWiFiを介して遊戯王wikiを読み漁る様になり、面白いカードを探したりするようになりました。
その中で見つけたのがあまのじゃくの呪いでした。
デメリットをメリットに変えてくれるこのカードを見つけてコンボを思いついた時は胸が踊りました。
以前から持っていた流星の弓シールと閃光の双剣トライスという装備魔法付随効果は魅力的ですがダウン効果が足を引っ張っていて、秒殺の暗殺者というモンスターは自分の手札の数×400ポイントダウンするという厳しいデメリットを持っていたため使っていなかったのですが、このあまのじゃくの呪いを使えば超強力カードに化けると思いシールとトライスを攻撃力2500以上のモンスターや秒殺の暗殺者に付けてあまのじゃくの呪い使えばワンキルも狙える!と考えたのです。
今まで使ってきたデッキはシナジーなどほぼ度外視のようなデッキでしたのでこんな今思えばチンケなコンボでもアニメの遊戯のようにコンボで相手を倒せたらどれほど楽しいだろうかと思い描きました。
まあ実際組んでみるとそんな必要枚数の多いコンボは中々決まらないものですが、逆に言えばシールとトライスと秒殺の暗殺者とあまのじゃくの呪い以外は好きに組めたのでダークジェロイドの効果をあまのじゃくの呪いがある時とそうでない時とで使い分けたり、黄泉へ渡る船やニュードリアで相手のモンスターを破壊しつつ時間を稼いだりと今までからすれば戦術的な戦い方をするようになりました。
古代の機械ストラク
中学生になり、お小遣いも増えたので安いオリパから段々新品のパックも買うようになり。何か買って確実に組めるデッキはないかなーと遊戯王wikiを相変わらず漁っていると古代の機械のストラクチャーデッキがあることを知り、情報を得た時にはもう大分前に発売されたデッキだったのですが田舎なのでまだ全然残っており、3箱買って組みました。
ガジェットと血の代償や古代の機械城で上級古代の機械を簡単に出せて攻撃力で圧倒できるのはとても楽しかったです。
また、当時は魔法の筒や炸裂装甲、聖なるバリア-ミラーフォースなどの攻撃反応系のカードが周りで誰しもが入れていたのでそれらを無視できるのも快感でした。
この古代の機械デッキは後に歯車街で強化されたこともあってまぁまぁ長く使っていくこととなります。
ネオスビート
古代の機械デッキをメインに使ってるのと併用して、タッグフォース3でよく使っていたネオスデッキも組みました。タッグフォース内ではプリズマーも使っていましたが現実では当時はめちゃくちゃな値段がついてて(地元のショップでは7000円とか?)とても買えませんでしたが、エアーマンは制限カードにもなり環境にもあんまいなくなったとかで1000円ぐらいで売っていたのでがんばって買いましたね。リビングデッドの呼び声が確か禁止カードだったので正統なる血統やO-オーバーソウルでデッキのエースモンスターを出しまくれるのが他のデッキにない強みでした。当時はブレイズマン等の便利な墓地落としもなかったのでおろかな埋葬とヒーローマスクでやりくりしてたと思います。聖なるバリア-ミラーフォースも制限カードだったので 、3積みできるジャスティスブレイクがとても心強かったです。
このデッキも古代の機械と同じくそこそこ長く使ってました。デュエルターミナルでラス・オブ・ネオスが出てヒーローマスクの役割が増えたり、プリズマーがゴールドパックで待望の再録を果たしたことでよりネオスを墓地に落としやすくなったりと色々と強化がありました。
シンクロンとの出会い
周りでも次第にシンクロモンスターが使われ始め、私もクレボンスやダーク・リゾネーターで時間を稼ぎつつガイアナイトやゴヨウ・ガーディアンを使ったデッキを少し使ったのですが友達がギガプラントや増草剤を使った植物シンクロや当時最強だったデミスボンバーを使い始め、自分もなにかシナジーを持ったシンクロデッキを組みたいと考え始めました。
そしてまた遊戯王wikiを読み漁っているとデュエリストパック-遊星編2-というパックがちょうど発売されていることを知り(田舎なのでテレ東が映らず遊戯王の情報は当時ほぼ遊戯王wikiから仕入れていた)、収録内容を見てみるとクイック・シンクロンとレベル・スティーラーというカードを見つけました。
クイック・シンクロンは手札からモンスターを捨てて特殊召喚できて、レベル・スティーラーは場のレベル5以上のモンスターのレベルを取って墓地から特殊召喚できる……このあまりの相性の良さに感動して当時アニメ5D'sも見ていなかったのですがシンクロンデッキを組みたくなりました。
スターターデッキやTHE DUELIST GENESISや遊星編1を買って少しづつ中学生のやれる範囲でデッキパーツを揃えていきました。
最初のうちは古代の機械デッキの方が強かったのですが主人公テーマだけあって段々とカードプールも充実していってシンクロが成熟していくにつれてシンクロンデッキも強くなっていきました。
やがてドッペル・ウォリアーの登場によりジャンクドッペルと呼ばれるようになったこのデッキは私が遊戯王を一時的に引退した時まで約6年間調整を重ねながら使い続けました。
色々と時期によって型は違いましたが最終的にはワンチャンスを掴みぶん回してクェーサーエクストリオを狙う型と、ワイバースターとコラプサーペント、クラウンブレードのギミックも入れて戦線維持やランク4による対応力に重点を置いた白黒ジャンドの2種類を組んでいました。
クェーサーエクストリオ型
白黒ジャンド
大体こんな感じだったかと…
エアーネオス
シンクロンはずっとメインデッキであり続けましたが、HEROデッキも十代が好きということもあっていくつか組み続けていました。
エアーネオスは上記のネオスビートがリビングデッドの呼び声や聖なるバリア-ミラーフォースの制限緩和などや周囲のカードパワーの増大によってただネオスを出し続けるだけではジリ貧になって勝てなくなって行ったのを受けてワンチャンスでも勝ちを目指しに行った型です。
エアーネオスは相手のライフポイントが自分よりおおい場合その差分だけ攻撃力をあげる効果を持っているので、光の護封壁などでライフ差を広げて一気に一撃でキメるデッキでした。
世界大会で活路エクゾが話題になったのを真似して活路への希望や成金ゴブリン、ギフトカードを積んだり、まだヒーローアライブもそこまで注目されていなかった時期に組んだので無理なく入れられました。
後に出た魂の一撃は相性抜群で、遊馬のデュエリストパックで出たカードですがエアーネオスの為に出たカードなんじゃないかと思うほどでした。
タッグフォース3で使っていたけどカード化しないだろうなと諦めていたミラクルコンタクトがカード化した時も嬉しかったですね。
メタビート型ヒロビ
シンクロンやエアーネオスでワンキルを狙いに行った反動なのか、今度は真逆のちまちまアドを取っていって勝つデッキが組みたくなり、当時友達が使っていた甲虫装機に強く出れるヒロビを組みました。
アナザー・ネオスとデュアル・スパーク、ライオウと下級高打点で且つ相手の行動を阻害できるモンスター、そしてその2体に共通して使えるうえに奇襲性のあるオネスト。コンボらしいコンボもないためデッキスペースが空くので豊富に入れられる除去魔法罠や処理の難しいモンスターは属性HEROと超融合で処理できたりととても柔軟に戦えるデッキでプレイしててとても楽しかった記憶があります。
ランク4ガジェット
ずっとシンクロンをメインで使っていたこともあり、エクシーズへ少し乗り遅れた私でしたが、ギアギガントXやキングレムリン等が出た頃にやっと古代の機械ストラクでそのまま余ってたのを使いランク4デッキを組みました。
ガジェット通常召喚でチェーン1、手札のカゲトカゲ発動でチェーン2、そしてチェーン3でサモンチェーンを使って召喚権を増やしてランク4を並べる動きが好きでした。
また、血の代償がまだ制限カードでしたので、ガジェットと血の代償を引けばもう勝ちなんてこともありました。
当時のランク4はマエストロークやダイガスタ・エメラル、ガガガガンマン、 ショックルーラーが必須級のカードだったのが懐かしいですね。
特にガガガガンマンは3000までのモンスターは戦闘で処理できる上に800のバーンダメージが結構バカに出来ず、ライフポイント800以下はガンマンラインとよく呼ばれたものです。
アライブヒロビ
H.Cエクスカリバーや機甲忍者ブレード・ハートが登場したことによってワンキル力も兼ね備えたヒロビで、ヒロビの魔法罠を豊富に積める利点ともあわさりかなり長い間環境に居座ったデッキでした。
私のメインデッキはあくまでシンクロンだったので大会に出るほどアライブヒロビには力を入れていませんでしたがそれでもランク4の力を得たヒロビは強かったです。
エクシーズ登場〜ランク4の発展まではロマンカード扱いだったバブルマンが特殊召喚効果を活かして活躍したのは面白い現象でしたね。
また、ダークロウとシャドーミストの登場も衝撃的でした。
シンクロンデッキは墓地からの蘇生を多用するので暗黒界の瘴気等で除外には大変苦しめられたのですが、自分が除外を使う側になるとああも気持ちいいとは……
最終的に一時期引退した2015年のプトレノヴァインフィニティが大流行りしていた頃に使っていたデッキはこのアライブヒロビと白黒ジャンド、クェーサーエクストリオジャンドでした。。
上京してすぐの渋谷の小さい公認大会を最後に忙しくなったりしてプレイしなくなった上にその後ルール変更もあって既存のデッキでプレイすることもままならなくなり引退しました。
復帰したのは久しぶりに会った友達と秋葉原に行ってその場のノリでストラクのマスターリンクを3箱買ったことからなのですが、やはり遊戯王の引力は凄まじく今では再びどっぷりと浸かっています。
今持っているのはサンダー・ドラゴン、オノマトピア、ヒロビ、ブラック・マジシャン、ゴッドフェニックスギアフリード、スキドレハンドバルバです。
引退してた反動なのかめちゃくちゃデッキ作ってしまってる……
ルールが変わったら少しづつパーツを集め直してるシンクロンも組み直したいですね。
友達と呼べる人達も遊戯王を通して知り合ったり親交を深くしてる部分も少なくないので、私の人生において遊戯王は欠かせないものになっているのかもしれません。
これからもますます面白くなっていく遊戯王。
どうか末永く続いてほしいです。
久しぶりに遊戯王の大会に出てみて 2020/01/26
この間多分5年ぶりくらいに遊戯王の大会に出てみました。
遊戯王の大会出るの114514年振りだからちょっと緊張する
— えもにゅー (@_kusakaiza) 2020年1月26日
プレイヤー名:えもにゅー@_kusakaiza で遊戯王の大会出ております
— えもにゅー (@_kusakaiza) 2020年1月26日
前に大会に出たのはプトレノヴァインフィニティ全盛期だったので2015年の3月頃だったと思います。まだリンクモンスター登場前だったのでクラウンブレードでランク4も組み合わせたクイックジャンクドッペルを使っていましたね。
今回は時間があったのと持っているデッキも準環境レベルのサンダー・ドラゴンだったのでモチベーションがあり、大会でどのくらいできるか試したかった為です。
大会結果
参加人数は定員16人中11人でした。
分布としてはオルターガイスト3人、幻影彼岸ドラグーン1人、オルフェゴール1人、月光シムルグRR1人、サイバー・ドラゴン1人、オルフェゴール1人、サンダー・ドラゴン2人、1人途中退室で不明。
優勝は全部ストレート勝ちで最初に私と当たったオルターガイストの方でした。
思ったよりドラグーン・オブ・レッドアイズが少なかったですね。
私はというとやはり未熟な部分が多く勝ちを拾えませんでした。
最終的に
— えもにゅー (@_kusakaiza) 2020年1月26日
使用 サンダー・ドラゴン
オルターガイスト ✕✕
オルターガイスト ✕✕
不戦勝
月光シムルグRR 〇✕✕
オルターガイストは増殖するGやエフェクト・ヴェーラーを打つタイミングをミスったり色々あったのですが、月光シムルグRRは初手もよく、サイドチェンジ後で魔封じの芳香さえ打つタイミング間違えなければ勝てていたのかもしれなかったので特に悔しかったですね。
大会の気づきにくい注意点
フェイズ宣言やチェーン宣言、優先権の行使などはよく聞く話だと思いますが、気づきにくいなーと思った点が2つありました。
まず1つ目サイドチェンジの際、メインデッキ、エクストラデッキの数とサイドデッキの数はサイドチェンジ前と後で+-ゼロで同じ枚数でなければなりません。
それを証明するためにサイドチェンジ終えたら15枚並べて「枚数変わってませんよ」と伝えるのがマナーとなっています。
私はそれを知らなかったので初戦のお相手の方が優しい方で教えて下さりとても助かりました。
そして2つ目。これは公式ページにも乗っているルールなのですが、フリーデュエルだとメインデッキとエクストラデッキのスリーブはべつのスリーブを使いがちなのですが公式の大会だとスリーブは統一しなければなりません。あまりないですがマジカルシルクハット等で裏側にした後シャッフルしたらエクストラモンスターだけわかりやすくなってしまいますしね。
知り合いで知らずに参加しようとして参加資格取り消しになったケースを聞いたことがありますので注意した方がいいですね。
今回のデッキの目指した所と反省点
大会が終わった後、そのまま参加していた方とカードショップでフリーデュエルをしていると、流れで初対面の方達だったのですが私のサンダー・ドラゴンデッキの診断をしてくださり、自分が気づかない点やベターな立ち回り方を教えてもらいとても楽しかったです。趣味で繋がれる嬉しさを感じました。
それを踏まえて今回使用したデッキの目指した点と指摘されて変えていこうと言う点を洗い出したいと思います。
メイン
サンダー・ドラゴン 3枚
雷源龍 サンダー・ドラゴン 3枚
雷電龍 サンダー・ドラゴン 3枚
雷獣龍 サンダー・ドラゴン 2枚
雷鳥龍 サンダー・ドラゴン 1枚
天雷震龍 サンダー・ドラゴン 1枚
エフェクト・ヴェーラー 3枚
灰流うらら 2枚
孤高除獣 3枚
増殖するG 3枚
ネメシス・コリドー 2枚
咲夜しぐれ 1枚
屋敷わらし 1枚
雷龍融合 2枚
ハーピィの羽根帚 1枚
簡易融合 1枚
超融合 2枚
墓穴の指名者 1枚
闇の誘惑 2枚
封印の黄金櫃 1枚
破壊剣-ドラゴンバスターブレード 1枚
エクストラ
超雷龍 サンダー・ドラゴン 1枚
雷神龍 サンダー・ドラゴン 2枚
スターヴヴェノム・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン 1枚
捕食植物 ヴェルテ・アナコンダ 1枚
サウザウンド・アイズ・サクリファイス 1枚
沼地のドロゴン 1枚
雷神の怒り 1枚
リンクリボー 1枚
召命の神弓 アポロウーサ 1枚
ヴァレルロード・ドラゴン 1枚
トロイメア・ユニコーン 1枚
トロイメア・ケロベロス 1枚
ユニオンキャリアー 1枚
双穹の騎士 アストラム 1枚
サイド
王宮の勅命 1枚
怒炎壊獣ドゴラン 2枚
時械神カミオン 3枚
魔封じの芳香 3枚
レッド・リブート 2枚
ツイン・ツイスター 3枚
砂塵の大嵐 1枚
デッキはこんな感じです。
特徴としてはネメシス・コリドーを2枚入れたことと超融合をメインから2枚入れてドロゴンやスターヴヴェノムで相手の妨害を狙っていった点、破壊剣ドラゴンバスターブレードとユニオンキャリアーのコンボで相手エクストラデッキからの特殊召喚を封じようとした点ですね。
ヴェーラー3枚+朔夜しぐれなのは無限泡影を持ってないからですね……
DDクロウと屋敷わらしも墓穴の指名者の埋め合わせです。
サイドの時械神カミオンは発動に対してチェーンさせない効果なのでドラグーンの無効効果に引っかからないので採用してます。
使用感としてはバスターブレードのコンボは自分が優勢な時にしか決める余裕が無いのであまり良くないなと反省しました。
指摘頂いた点としては
- 超融合はヴェルテアナコンダでも使えるので1枚でもいい
- バスターブレードはサイドの方がいいかも
- コリドー入れるなら思い切ってフラッグとアークネメシスも入れた方がいい
- 雷却龍 や天雷震龍をもう少し入れて簡単に打点要員を出せるようにする
でした。
太陽電池メンは初動でいい動きをするのに札が限られるので抜いていたのですが入れて回してみて調整したいと思いました。
サンダー・ドラゴンは新ルール適用後も活躍できるデッキだと思っているので時間があればほどほどに挑戦していきたいと思います。
アイドルマスターXENOGLOSSIA 悠久の旅人〜Dear boy 別解釈 千早はどうインベルを見ていなかったのか
以前私はアイドルマスターXENOGLOSSIAのエンディング曲「悠久の旅人〜Dear boy」を最終回時点でのiDOLの正マスターの3人である春香、伊織、真の3人に絞って歌詞の考察を書きました。
アイドルマスターXENOGLOSSIAは悠久の旅人〜Dear boyによって完結する
https://kusa-kaiza.hatenablog.com/entry/2020/01/06/233040
そこでも触れたのですが23話では千早がインベルに拒絶されて悠久の旅人の2番が流れるという特殊エンディングで、2番の歌詞を読むと千早視点としてもしっくりくる所があるのです。
なのでこの記事では2番の歌詞をとしてインベルを想う千早という視点で解釈した考察を書きたいと思います。
歌詞はこちらでどうぞ
http://www.kasi-time.com/item-7942.html
まず、永く永くつむぐというのは前の記事では歴史とか心理的なこととして解釈してましたが、千早の場合は物理的にインベル同化する……ということだと思います。
千早は最終盤、シュメルツオーフェンというシステムで人間の意志を残したまま粒子状になり、雪歩の手を借りてインベルのコア内に入り込もうとします。
まさに繊維どうしを紡いで1つの衣になるように融合する。
「やがて朽ちた体を脱ぎ」の部分もまさにシュメルツオーフェンのことを指してると思われます。
「照らし続ける」というのは千早はインベルを真っ白な純粋な心の持ち主と評し、春香からインベルを奪還した際も装甲を白に染め上げたり、最後の決戦の時も全身白のパイロットスーツを着るなど白にこだわりを持っています。
ですので千早は自分のインベルへの気持ちも真っ白な光のような純粋な心であると信じているためその光で照らしてあげる……という意味だと捉えました。
サビの「いつかあなたが目指した世界」とは以前千早が正マスターだった頃の、そして春香から一事的に奪還していた時にインベルが感じていたことは千早にとって悲しい事実ではない事を願っているのだと思います。
祈りは喜びをくれたというのも明白で、幼い頃から千早にとってインベルは生き甲斐でした。あずささんは若干ミシュリンクの実験体になることに抵抗があったように見えますが、千早はなんの迷いもなく実験に身を捧げてインベルに近づこうとしました。方向性を間違えてしまいましたがiDOLへの思いの強さは人一倍強いのものでした。
「まだ届かないけれど Truth 信じていて」もインベルに拒絶されようとインベルは待ってると思い込みたい千早の心情表しています。
2番全体を千早視点から解釈してみると以上のように思い込みが強いような印象を受けます。
春香は以前の自分の様に外の世界を怖がっていたインベルをやよいという親友と過した経験を活かして、励ましたり鼓舞したりゲームしたり故郷に興味を持ったり整備中にこっそり見に行ったり会えない時も自分の声を聞かせようとしたりして積極的にインベルのことを知ろうとし心を通わせゆっくり関係を築いていきました。
一方千早は自身がインベルに拒絶されていると信じたくない上にiDOL技術者に育てられた影響もあってか心を通わせると言うよりどこか理屈っぽく理論建ててiDOLとの融合を目指していて、インベルが得るべき外部からの情報を遮断したりシュメルツオーフェンで物理的に融合しようとしていました。インベルの性格も16年も離れていたのにも関わらず昔の印象のまま真っ白な純粋な心と評しインベルが心を閉ざしてた時間を埋めるようなコミュニケーションもとらずインベルの感覚を奪って破壊行動をさせました。
そんなものは愛と言うより思い込みのエゴであるという事が歌詞を千早視点から読み解いてみてより浮き彫りなった様に感じました。
この解釈だとしっくりは来るのですが1番と3番が春香とインベルの確かな絆の歌詞としか取れないので間の2番に受け入れられる想いではなかったことが作品内で明示されている千早のことが入っていると、より千早が惨めに見えてしまうのでやはり私は伊織や真にスポットを当てた解釈の方がどちらかと言うと好きですね。
よろしければ感想お願い致します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今からでも間に合う!?アイドルマスターXENOGLOSSIAの視聴方法!
昨年のバンダイ ナムコエンターテインメントフェスティバル2019でオープニング曲の「微熱S.O.S!!」や「残酷よ希望となれ」が歌われたり、少し前になりますがスーパーロボット大戦X-Ωにも参戦してスポットを浴びることもあったり、先日新作のTHE IDOLM@STER STARLIT SEASONの発表があり今までのアイドルが枠を超えて1つのゲームに集まるということでTHE IDOLM@STERの歴史の一端を担うコンテンツとして大方ギャグですが話題に上がったりしたアイドルマスターXENOGLOSSIA。見かけて少し興味を持たれた方もいるのではないでしょうか?
しかしながらアイドルマスターXENOGLOSSIAは2007年のアニメで昔のアニメだし、知名度も本家THE IDOLM@STERやシンデレラガールズのアニメと比べると知名度も低いから観る方法も限られるのでは?と思ってる方いる……かもしれないので私なりにアイドルマスターXENOGLOSSIAの視聴方法や楽しみ方をまとめてみたいと思います。
現在考えられる視聴方法は以下のようになると思います。
- Huluやバンダイチャンネル、U-NEXT、dアニメストアの無料期間を利用する
- TSUTAYA等のレンタルショップで借りて観る
- Amazon prime等でストリーミングレンタルして観る
-
思い切ってDVDを購入して観る
では、それぞれ詳しく説明していきたいと思います。
1.Hulu、バンダイチャンネル、U-NEXT、dアニメストアの無料期間を利用する
アイドルマスターXENOGLOSSIAは調べてみると意外と配信しているサイトは多く、特に現時点ではHuluとバンダイチャンネルとU-NEXTとdアニメストアは登録してすぐの無料期間中でも見放題になるので手軽に楽しむなら1番オススメです。
注意点としては無料期間はHulu2週間で、バンダイチャンネルは登録した月末までで、U-NEXTとdアニメストアは31日間で切れてしまうので料金を払いたくない場合は注意してください。
また、バンダイチャンネルでは第1話だけはアプリをインストールすれば支払い情報を入力しなくても観られるのでまずは試食として観てみるのも良いですね。
過去にはAmazon primeでも見放題対象でしたが2020年1月現在は外れてしまっています。1回対象だったものは復帰することもあるのでたまにチェックするのも良いかもしれません。
2.TSUTAYA等のレンタルショップで借りて観る
次にレンタルショップでDVDを借りて観る方法です。
私は新しいレンタルショップ行く度に明日のナージャとアイドルマスターXENOGLOSSIAが置いてあるかチェックしていて、明日のナージャはほぼ置いてないですがアイドルマスターXENOGLOSSIAは結構置いてあります。体感ではGEOよりTSUTAYAの方が置いてある確率は高いと思っています。
しかしGEOは無料の会員登録して自分のよく行く店舗を登録すればレンタルの在庫検索が出来るので見てみる価値はあります。
またTSUTAYAもゲオも宅配レンタルに対応してるのでそちらを利用するのもいいかもしれませんね。
3.Amazon prime video等でストリーミングレンタルして観る
これは会員登録して+レンタル料金を1話づつ払うのでサブスクリプションやDVDレンタルより料金がかかるのが問題ですが多種多様なサイトで見られるのが利点だと思います。
私が確認しているアイドルマスターXENOGLOSSIAを現在レンタル配信しているサイトは
- Amazon prime video
- TSUTAYA DISCAS
- music.jp
- ビデオマーケット
になります。
あえてオススメするのであればAmazon primeですね。登録してうっかり無料期間が終了しても料金が低いのでリスクも少ないです。
4.思い切ってDVDを購入して観る
最後に紹介するのはDVDを購入してしまうという方法です。
Amazonで探してみるとなんとDVD-BOXセットは中古ではありますが7000円前後で売っています。(2020年1月22日現在)
1巻づつでもAmazon prime対応の新品では4000円ほどしますが、中古だと本体の価格自体は500円前後に+配送料で買えるので少しづつ買う方もあまり差はないかも知れません。
レンタル落ちのDVDも販売していますが、せっかく購入するなら販売用のDVDの方がオススメです。
理由としては販売用のDVDには映像特典が1巻ずつに付いているためです。
XENOGLOSSIAの世界を深く知り、キャラクターもより好きになれる内容で、特に最終巻の9巻には最終回の特別エピローグが収録されており春香以外のキャラのその後が観られるのでオススメです。
私が書いたエンディング曲「悠久の旅人〜Dear boy」の考察記事でも特別エピローグについて少し触れているのでよろしければお願いします。
https://kusa-kaiza.hatenablog.com/entry/2020/01/06/233040
まとめ
以上が私が調べたアイドルマスターXENOGLOSSIAの
4つの主な視聴方法になります。
私個人のオススメ順としては
無料期間を利用する方法>DVDを購入する>DVDレンタル>ストリーミングレンタル
ですね。
無料期間は手頃で簡単ですし、DVD購入は映像特典がとても魅力的ですね。
あくまで個人で調べた方法ですので抜けがあるとは思いますが、これを機会に観る方が増えると嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
アイドルマスターXENOGLOSSIA(ゼノグラシア)は悠久の旅人〜Dear Boyによって完結する
はじめに
今もなおメディアミックスアイドルゲームのトップを走り続けているTHE IDOLM@STERシリーズ、通称アイマス。
アイドルアニメとしては2011年の「THE IDOLM@STER」がありますが、これを遡ること4年前。
2007年にTHE IDOLM@STERシリーズはアニメ化していました。しかもロボットアニメとして。
その名こそアイドルマスターXENOGLOSSIA(ゼノグラシア)。
私はこの作品がとても好きで、「オススメのアニメは?」の様な質問に答える場合は必ずこのアイドルマスターXENOGLOSSIAの名を挙げ続けています。
そこまで惚れ込んだ理由はいくつもありますが、最も大きな理由は1周目に最終回を観た後に歌詞を眺めながら聴いたエンディングソングの「悠久の旅人〜Dear Boy」でした。
私はリアルタイムでXENOGLOSSIAを追っていたわけではなくDVDでの後追いだったですが、OPもEDも飛ばさない派なのでこの悠久の旅人は毎回聴いて体に染み込んでいました。しかしながら抽象的な歌詞のため漠然と曲と映像の綺麗さに魅了されていただけでした。
しかし最終回まで観てようやくその抽象的な歌詞の意味が本編と繋がり、この曲こそがこの作品の真のエピローグなのではないかと気づき、いたく感動したのです。
本記事はそんな自分が悠久の旅人〜Dear Boyから感じた考察を書き記し広めると共に、「こういう解釈もできるのではないか?」と他角度からの意見も伺いたく発信するものです。
よろしくお願いします。
歌詞はこちらでご覧下さい
http://www.kasi-time.com/item-7942.html
また、当記事は重大なネタバレを含む為、全話観た後に読む事をオススメします。(まあ13年前のアニメにネタバレもどうもない気もしますが……)
以下ネタバレ注意
時を渡る聖者 春香からインベルへ
歌い始めの孤独に泣いていた時を渡る聖者とは春香からみたインベルだと考えています。
インベルは16年前の夜明けの紫月以降地下に眠り続けていた、それを聞かされた春香がインベルのことを孤独と捉えるのは自然だと思います。
そしてサビの二人の目印となる瞬く軌道とは最終回でアウリンと同化し昼でも輝く星となったiDOL達のことと思われます。
春香が地球のどこから見上げていてもこの真実の愛を感じていてほしいということでしょう。
永く紡ぐ決して解けぬ物語 伊織、真とiDOL
2番で歌われる永く紡がれるものとはiDOL達が地球で生きた歴史のことと思われます。
最終回でiDOL達は春香、伊織、真の愛するマスター達をアウリンの中で一緒に消滅することもできたはずですが、まだまだ未来のあるマスター達に生きて欲しいがゆえに地球に返したのだと思っています。
そしてiDOLがマスター達が老いて朽ちた体を脱ぎ亡くなるまで地球を護り照らし続けることでで決して解けぬ物語となる……そういう歌詞だと考えました。
OPの「微熱S.O.S」の2番の歌詞の「永遠に紡がれる神話に惹かれる謎が隠された運命の人」と繋がる……とまで言うとちょっと拡大解釈な気もしますが。
サビからは伊織と真から見たiDOLだと考えています。
あなたが目指した世界とはiDOL達が命を投げ打って守ってくれた地球の未来が悲しみが消えた優しいものになってほしいというマスターからの思いだと捉えました。喜びをくれた願いは真は幼い頃からあずさのためにiDOLに接していたし、伊織もネーブラに追いつこうと本編の7年前から憧れ続けていました。
2人にとってiDOLは長い間生きがいだったと思われます。
「まだ届かないけれど Truth 信じていて」とはDVDの特別エピローグでは伊織と真は108年前のロストアルテミス以降初の宇宙飛行士として飛び立つと記者会見を行っています。
アイドルマスターとして宇宙をに関する経験や知識を買われたのも勿論でしょうが、この2人はiDOLがまだいるかもしれないアウリンへ行くために宇宙飛行士になるために努力したのではないかと私は考えています。この2人は特に努力家として作品を通して描かれていたので容易に想像できます。
そのため「まだ届かないけれど信じていて」なのだと思います。
なんだかロックマンDASH2で地球のために宇宙へ行き取り残されたロックを助けるために宇宙を目指しているロールちゃんとトロンみたいですね。
すぐ見つけられるように強い光を放とう iDOLからマスターへ または春香からインベルへ
ラストサビでは1番のサビと似ていながらも細部で表現が違っております。
「いつも夜空に私を探して」と探す側から探される側になっており、「すぐ見つけられるよう強い光を放とう」とアウリンはiDOL達によって意図的に光っているということが示されています。
ここの歌詞はもう1つ解釈があると思っていて、強い光を放っているのはエピローグ後のアイドル活動をしている春香も同じで、精一杯自分の出来ることで輝くことで伊織や真と方向は違えど自分をiDOLに見えるようにしているのではないかとも考察しました。
本編中でも春香の可能性を広げることをインベルも賛同してたようですし。(アイドル活動のせいでインベルとの距離が広がった描写もあったが、あれは雪歩が意図的に壁を作っていた影響も大きかったためインベルはアイドル活動自体を否定してるとは言いづらい)
そして瞬く軌道は1番のサビと同じくアウリンのことを指し、「今、どこで見ているの?」と疑問系になっているのはiDOL視点からになっているため、アウリンとなったiDOLからはマスター達は直接見ることは出来ないが、真実の思いは感じている……と言うことだと思います。
終わりに
以上が私が考察した悠久の旅人〜Dear boyの歌詞の意味です。
はじめに述べた通り正解では無いので人によっては違う意見も生じると思います。
その際はTwitter等にご意見ご感想お願い致します。
特に2番の歌詞については悩んだ末最終回の正マスターに絞って書きました。
23話では千早がインベルを失い2番が流れる特殊エンディングでしたので、2番は千早からみたインベルを歌っているのではないかとも思えます。
実際その方がしっくりくる所もあります。
しかし他の部分は本編後の事を歌っていると私は考えているので本記事では上記の考察を載せました。
千早解釈の方はまた別記事を書こうかとも考えています。
千早視点考察記事書きました。
https://kusa-kaiza.hatenablog.com/entry/2020/01/22/235514
この記事はアイドルマスターXENOGLOSSIAのネタバレ前提の記事ですが、いつか未視聴の方に向けたプレゼンの様な記事も書いてみたいですね。
繰り返しになりますがTwitterなどでご意見ご感想お願い致します。
この記事が実質的に初めての記事ですので所々稚拙な文もあったかと思いますがここまで読んで頂きありがとうございました。