【遊戯王】焔聖騎士で大会に出てみて 2020/10/12


10/12 約9ヶ月ぶりに大会にでました。9ヶ月前の大会の様子はこちら

kusa-kaiza.hatenablog.com

大会の形式は前回と同じく公式のランキングデュエルでスイスドローの2本先取のスタンダードなものです。

前回はサンダー・ドラゴンで挑んだのですが迷った末にこの9ヶ月間で誕生した焔聖騎士で挑みました。

結果から言うと……6戦全敗でした

内2戦は明らかなプレミで負けたので特に悔しかったです。

その詳細等を書いていきたいと思います。

 

デッキレシピ

今回使ったデッキはこんな感じです。


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まず目につくのはメインデッキ51枚という所だと思います。

これには根拠があって焔聖騎士の良いところはイゾルデの効果さえ通れば展開できる点で、それには戦士族を2体並べれば良いだけなので初手が非常に安定しやすいのです。

なのでコンボパーツ以外の手札誘発や汎用カードを多く入れてデッキ枚数を増やしても大丈夫なのです。

しかも地竜星ヘイカンやオライオンはなるべく初手に引きたくないのでデッキ枚数を増やすことによって来る可能性を下げられるので一石二鳥なのです。

そんなふうに考えていた時期が俺にもありました

今回大会に出てその考えは砕かれました。

その理由と今後どうするかは後述します。

 

続いて目につくには地竜星ヘイカンとエクストラデッキのボウテンコウとBF達だと思います

このデッキのギミックとして連続シンクロを繋げることによってヘイカンをS素材にしたBFーフルアーマードウィングという効果を受けず戦闘破壊もされない3000打点というバケモノを出せる動きを仕組んであります。

これは自分が思いついたものではなくあるnoteの焔聖騎士考察の記事を読んで丸パクリさせていただいたものになります。

直接URLを貼っていいものか判断がつかないので元記事を見てみたい方は「焔聖騎士 note 環境」とかで検索すれば1番上に出てくると思います。

その記事では焔聖騎士のデッキパーツ解説や基本的な展開の仕方など解説してくださってるので非常に参考になります。

この参考にさせていただいた記事と重複する部分は今回は割愛するので是非読んでください。

 

この展開パターンは参考にさせて頂いた記事の展開ルートに少しカードを足してより強固にしたものになります。足したと言ってもイゾルデを出せる手札にリナルドデュランダル、聖杯、オリヴィエのいずれかが加われば良いので成功率はそれなりに高いです。

https://youtu.be/F-TAfGHVEmI

 

 

次にサイドデッキの解説です。

壊獣はミドラーシュやドライトロンなど制圧モンスター対策として採用してます。安定ですね。

DDクロウ、異次元グラウンドは共に墓地発動効果や墓地リソースを削るために入れています。

大会に出そうなデッキでもシャドールドラグマ、召喚獣、転生、ドライトロン、ブランドロール、エルドリッチなど墓地を活用するデッキは多いので活躍する場面は多いと思います。

ヌトスは完全にドラグマ意識してますね。結局今回は戦わなかったですが。

コズミックサイクロン、レッドリブートは主にオルターガイスト対策ですね。

コズミックである理由として最近は墓地に行っても美味しい効果が使えるカードが沢山あるのでそれを嫌って除外してくれるコズミックは心強いと感じるためです。

レッドリブートのでデメリットも焔聖騎士はワンキル展開力があるのでそのターンで倒し切れば問題ないです。

次元障壁もシャドールや召喚獣メタですね。

 

デッキの詳細としてはこんな感じです。

 

では次はこのデッキを使って戦った試合について特に印象に残ったプレイングなどを抜き出して書いていきます。

 

試合内容

1マッチ目 対戦デッキ:転生軸コードトーカー 

2戦連続負け

1戦目は後攻でスタート、ヴェーラーや屋敷わらしで相手の展開を止めて自分のターンに、しかし手札がデュランダル、オリヴィエ、貪欲な壺、盗人の煙玉で展開に使える札2枚が微妙だったのですがオリヴィエ通常、デュランダル効果発動でリナルドサーチ、リナルドチューナーとして特殊、2体でなんとかイゾルデをだしてゴッドフェニックスをサーチする所までは行きました。

しかしこの後のイゾルデの②効果で墓地に落としリナルド特殊で回収する装備魔法を何故かジョワユーズを選んでしまい展開が止まってしまいました。

ここでリビングフォッシルを選んでいればヴェーラーを蘇生してイゾルデとリンクしてハリファイバーに繋げてまだ展開できたのですが……完全に選択ミスでした。

そのままターンエンド、返しの相手のターンで展開されまくりトランスコードトーカーと攻撃力上昇したアクセスコードトーカーにワンキルされ敗北。

2戦目は先攻で手札も良かったのですが展開しきった所に二ビルを食らってターンエンド、返しに1戦目と同じようにワンキルされマッチ終了。

とにかく1戦目のプレミが痛かったです……



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2マッチ目 対戦デッキ:召喚獣

1戦目は双方が手札事故を起こしまくり相手の方が早く動ける手札を用意できてそのまま一気にライフを持っていかれました。

2戦目は自分は先攻でそれなりに動ける初手だったのですが相手のサイフレームギアγによって展開を阻止されサイドチェンジで入れていた異次元グラウンドを伏せターンエンドエンド。

相手は羽根帚をつかって僕の異次元グラウンドを割ってきたのでチェーンしてこれを発動。

狙い通り相手の動きを少し阻害することはできたのですがそれでも召還魔術で展開し、さらに除外されたモンスターをデッキに戻しネメシスコリドーを出して超雷龍サンダードラゴンまで出してきて驚きました。

次の自分ターンに超雷龍は倒すものの既に相手に試合のペースは握られてしまっていて2戦目も敗北してしまいました。

相手が事故ってる間に攻め切れれば…といった対戦でした。


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3マッチ目 対戦デッキ:ドライトロン

1戦目先行を取り手札も良好、相手の妨害もなく完全耐性のフルアーマードウィングと打点4050のカウンター3つ乗ったヴァレルロードSドラゴンといった強い布陣を敷けたのですが……

コンボが決まった興奮からかエンドフェイズ時に焔聖騎士導ローランの効果を発動し忘れ、せっかく後続の手を加えられたはずなのに逃してしまいました。

そしてもうひとつのミスがヴァレルロードSを空いたエクストラモンスターゾーンの下に置いてしまったことです。

エクストラモンスターゾーンの下に置くと何が悪いか…それはサクリファイスアニマの存在です。


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こいつによって1回無効効果を使ったヴァレルロードSはあっけなく吸収されてしまいました。

 

しかしまだ俺のフィールドには完全耐性のフルアーマードウィングがいるので焦りはしませんでした。

しかしここで相手カオスMAXとメテオニスDRAを出してきたのです。


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3000打点を4000打点で殴ってくるという圧倒的暴力。

カオスMAXの存在により守備表示も許されない。

メテオニスDRAはエクスパラディンを召喚しチューンナイトを出した所で起動効果の墓地送り効果を使って妨害行動を消費させたのでゴッドフェニックスギアフリードの対象を取らない装備吸収効果で処理できたのですが、そのゴッドフェニックスギアフリードも返しのターンでカオスMAXに戦闘破壊されてしまいます。

ここも後で思い返せば焔聖騎士導ローランをダメステで装備させれば相打ちにできたのでそのままフルアーマードで押し切れた可能性が高いです。

また、初ターンのエンド時のローランの効果を忘れていなければさらに次の手を用意して勝ちに繋げられたと思います。

その後毎ターンフルアーマードをカオスMAXで殴られジリジリとライフが減っていきドローするカードも弱くカオスMAXに敗北してしまいました。

完全耐性のフルアーマードウィングを出しておきながら本当に情けない負け方です。

 

2戦目も先攻で効果破壊+対象耐性のシャルルと打点4050のヴァレルロードSとまずまずの布陣を敷けたのですが、なんと相手はこの2体をリリースしラヴァゴーレムを俺の場に出してきました。

これにより妨害プランは崩壊。

その後はよく覚えてませんが相手の場のトークンとラヴァゴーレムのコントロールを転晶のコーデミネラルによって入れ替えられ、カオスMAXにトークンを粉砕され8000ダメージを受けてワンキルでした。

この敗北で壊獣やラヴァゴ対策に本気で生贄封じの仮面をサイドに入れるか検討しました。

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この対戦をもって大会は終了、結果は上にも書いた通り全敗でした。

優勝は俺と一戦目に戦った転生軸コードトーカーの方で、奇しくも前回参加した大会と同じく1戦目の相手が優勝者になりました笑

では次の項では対戦を通して思った改善すべき点を書いていきます。

 

改善すべき点

まずはそんなふうに考えていた時期が俺にもありました と上記したようにデッキ枚数の問題です。

試合内容を読んだ方お判りかもしれませんが手札事故と後続の確保ができてない事が多いです。

初手でイゾルデを立てても妨害されたりするともう手札には手札誘発などばかり、ドローするカードも展開用の札ではないことが多くジリ貧になっていきます。

汎用カードの割合を減らし展開用の札をひきこめる様にすればそれは起こりにくくなります。

……デッキ構成の基本中の基本ですね。初手が安定するからと言ってコンボデッキはやはりそこは抑えておかないとダメみたいです。

イカンやオライオンを引いてしまった場合はもう割り切るしかないと思います。

イカンを引いてしまってイゾルデ出してオライオンがデッキに一枚あればシャルル+ヴァレルロードSの動きはできるので…

 

次にプレミの改善です

これはもうそのまんまです。上記のミス以外で増Gの発動も忘れることあったりして…もっと落ち着いて遊戯王やれって感じです。

 

最期にサイドデッキ

ヴァレルロードSやフルアーマードウィングは強力な制圧効果を持ってるがゆえに壊獣やラヴァゴの標的になりやすく、サイドから相手が入れてくることは目に見えているので生贄封じの仮面はマジでアリな気がします。

儀式、リリーステーマであるドライトロンも行動不能になるのでその点も良いです。

 

以上今回の大会レポートはこんな感じですかね。

甘い考えを叩き直された気分です。

次大会に参加する時も焔聖騎士で出ようと思います。

通算三勝ぐらいしたらサンダードラゴンもまた使おうかなと思います。

それではここまで読んでくださりありがとうございました。